会社や上司に評価されない時、辞めたいと思う前に確認すること

自分の評価低くない?会社の評価に不満があった時に読む記事 お仕事コラム

自分は他の誰よりも頑張っているし、同期の中でも一番優秀で、こんなに会社に貢献している。それなのにどうも周りの評価が低い気がする…。

しかも、自分より劣る同期のあいつの方が評価されて人気が高いし…。

でもそれはしょうがない…みんなレベルが低くて俺の優秀さに気が付かないんだ!…なんて思ったりしてないでしょうか??

これは極端な例だが、人間誰しも自分が好き…「自己肯定欲」があるためどうも自己評価が高くなる傾向があります。

中には自己肯定欲が強すぎて、自分の能力が高いと勘違いし、努力を怠る人間がいます。

その結果、芽も出ず自己評価だけは一人前の、パッとしない人生を送る残念な人がいます。

もし、あなたがこの状態であるなら、早めに改めることをオススメします。

評価されないと思っている人が陥る思考の罠

自分はこんなに頑張っているのに、周囲からの評価が低いんですけど…と考える人が、陥りがちな思考があります。

あなたの自己評価が高いだけ

自分のことを客観的に見られない人間は、自ら成長の機会を失っています。

自信を持つのは大いに結構だが、行き過ぎた自信過剰は無能な人間を生み出すだけです。

では、人間はどうして自己評価を高く誤認してしまうのでしょうか?

人間、それぞれ自分が好き…自己肯定欲があるので、周囲の人間の評価を低く認識する傾向があります。

人間の自己肯定欲は、自分という存在を矛盾をしないように錯覚させます。

例えば、自分と同じか、少しだけ下のレベルの技術を持った同僚がいたとしましょう。

ということは、自分の評価は同僚より高いはずだ。それに、自分の方が努力しているし適正もある。

同僚は先週ミスして損害を出した!でもリカバリーが早く、損害を最小限に食い止めてそれをマニュアル化して評価されてたっけ…。

でも普通はそんなミスして評価される訳がないから、媚でも売ってたに違いない!

ミスもないし、媚びへつらう必要がない私の方が、やっぱり優秀だ!…

極端な例ですがこのように、自己を肯定するために多くの人間は、自分の能力を向上することを考えずに、相手の評価を下げて認識する傾向があります。

何よりその方が手っ取り早いし、愛してやまない自分の評価が、下だと思っている人間より低い…という矛盾に耐えられないからでう。

自己の能力不足は他人を落としてでも、矛盾しないように錯覚させる可能性があります。

ただの認識不足による自己評価の誤認

また、自己肯定欲の他にも、自己評価を高く勘違いしてしまう原因があります。

それは認識不足です。

この分野での自分のレベルはMAXの10だ!と認識していましたが、実は世界を広く見るとこの分野のレベルはMAXが99でした。

知識、技術などを正しく認識できていないので、本当の認識と誤差が出るのです。

知識、技術、思考などはもっと広い世界を知ることで、自分のレベルを正しく測れるようになります。

やれば出来る!の思い込みが成長を止める

また、これと似ているのが「自分はやれば出来る!」という思い込みです。

やろうと思わなければならない時点で、それは出来ないことに分類した方が良いと思います。

できる人は「やれば出来る」などと考える前に、呼吸をするのと一緒で、意識せず実行しているからです。

そりゃあ人間、なんだってやれば出来ます。

出来ない人間は自分はできると思い込み、そこから何もしないから成長していないだけなのです。

もし、仕事ができる人間になりたければ、意識せずにできるようになるまで、自分を研磨することが必要です。

自己評価以前に、周囲の人間にも注意が必要

ここまで話ておいて何ですが、周囲の人間に異常がある場合も十分考えられます。

自分は、常識のある正しいことをしていると思っていても、あなたのいる会社では悪とされている場合もあります。

会社という狭いコミュニティだけで生きていた人間は、自分の会社だけでやっている非常識なことが、正義になっている可能性があります。

そうなってしまえば、周囲からのあなたの評価は下がるだけです。

また、内部に周囲の人間の評価を落とす、内部クラッシャーがいる可能性も考えなくてはならなりません。

この社会には、善人の顔をして、自分の利益のために嘘をついたり、他人を貶める人間が少なからず存在します。

もし、そんな人間が近くにいるなら、会社組織が大きく乱れます。そうなれば、自分の評価どころではない、在籍すら怪しくなる場合も…。

私も、以前勤めた会社で、この手の人間に評価を貶められ、退職寸前まで追い込まれたことがありました。

今思い出しても、本当に腹立たしいし、なにより信じていた周囲の人間からのその仕打ちが本当に悲しい…。

自分を変えるのは自分だが、自分以外の人間を変えることは本当に難しいし、価値の無い人間相手であれば、はっきり言って時間の無駄です。

人間はそう簡単に変わりません、変わるのが悪だと思っている人間もいるくらいです。

この場合は、このような人間に関わるのはただの損失、あなたはここに居てはいけない。退職をお勧めします。

また、あなたは周囲の人に、ただ関心を持たれていないだけの場合もあります。

無関心 = 0

あなたの価値や評価は、周囲の人にとっては残念ながら「0」です…。

まずは、評価を考える前に自分のことを客観的に把握しよう

以上のことから、あなたはもしかしたら自己評価が高く、周りの人間からの評価をただ誤認し、そんなに努力もしていないだけかもしれません。

動き出さなければ、あなたの明日はありません。ただ、いつもと同じ変わらない怠惰を繰り返すだけです。

そうならないように、以下のことに気をつけてみてはいかがでしょうか?

周囲からの評価は自分の考えている5〜6割と捉える

意外と低いと思うでしょうか?

周囲からのあなたの評価なんて、正直こんなものなのです。

単純計算で、200%の努力をしなければ、自分の思い描く10割の評価は得られないということです。

だが、例えこれが間違っていたとしても、自分の評価を10割まで持っていくよう努力をすることが、あなたはできます。

本当に上を目指したいなら、常に高めの目標や向上心が必要です。

また、目標だけだはなく、そこまでたどり着くためのプロセスも意識しましょう。

ひたすら続けると評価が上がる可能性もある

数ヶ月、ましてや数日、数時間で諦めてしまう人がいます。

たったそのくらいの時間では、正しい効果が出ていたのかもわからないし、評価も上がりません。

これだと思ったことは、ひたすら続けることも必要です。

継続することで、あなたのそのひたむきな姿勢が、周囲の評価が変えるかもしれません。

もし、あなたのその姿をあざ笑う人間がいるのであれば、継続の価値がわからない残念な人種です。

ネガティブは悪いことではない

実は、ネガティブは悪いことではありません。

私はネガティブすぎて、リスク管理が得意になりました。

考えうるネガティブ…失敗やエラーを先に洗い出し、それがなるべく発生しないように、あらかじめ準備できるからです。

だが感情のネガティブは、あまりよくありません。

人間、悪い意味に捉えたり、感情的にマイナスになるとそちらに流され、最悪の結果になる場合が多々あります。

感情は行動になり、仕事であれば自分のとった行動が成果となります。

成果を出し、高い評価を得たいなら、ネガティブを正しく利用することが必要です。

これからの企業のあり方についても考える

これからは、日本の多くの企業は、組織として時代遅れになり、衰退していく可能性があります。

良い例が、ブラック企業です。

バブル時代の悪習である「根性論、精神論」がまだ染み付き、低賃金、重労働、サービス残業など、自社の社員を苦しめ、時代が変わっているのに、今まで自分たちがやっていた仕事に価値があると勘違いし、組織自体が成長していない会社があります。

結果、リソースも、財産も、ブランド力も、魅力も無い組織になり、最後は人手不足で倒産する会社が、最近多くなりました。

人材を大切にしない企業には、魅力も価値もありません。

また、会社の評価としては一般的な理論はありますが、会社の数だけ評価制度がありますし、インターネットで検索して入手した情報が必ずしも全てではありません。

ですので、会社での評価を考えるよりは、自分の価値を高め、成長することに時間を使った方が良いでしょう。

一番は評価を気にせず成長することを意識する

そして、1番は評価を気にしないことです。

気にしなければ、「自分の評価」という余計なもの考えなくて済むので時間の節約になりますし、周囲との競争を考えなくて済むのでストレスもなくなります。

自分の評価を上げることではなく、自分の価値を高めるために時間をつかった方が良いと思います。

だが日本は比較の文化です。

比較しなければ、その良さがわからないと思い込んでいます。

クラスの成績、テストの順番、徒競走の順番、営業成績、作業スピード…などを比較して、自分と周りの人間との優劣を決めています。

・同じクラスのあの子は成績トップなのにあなたはどうしたの?…とか、
・お前、同僚と比べて仕事のスピード遅いよな!もっとしっかりしろよ!…とか、
・競合より仕事の質が低いから成績が上がらないんだよ!…とか

親や上司がライバルと比較してくるので、それが当たり前のようになっていますが、これだけではなにも解決しません。

優劣をつけるのは重要ですが、1位の優秀な人間と、5位のあなたを比較して怒られたり、落ち込んだりするのは間違っています。

優劣は自分の現状を理解するもので、今は5位でもどうやれば向上することができるのか、1位を目指すことができるのかなどを、考えるためのものだと思います。

家庭であれば親子で、会社であれば組織内で、どうすれば向上できるかを一緒に考え、結果を出すために努力を欠かさないこと。

これが今の時代に必要なことだと私は考えます。

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